このたび、おきなわ仕事と介護両立サポート協同組合では、ソニービジネスオペレーションズ株式会社様(以下、ソニービジネスオペレーションズ)よりご依頼を受け、従業員向けのセミナーおよび個別相談会を実施いたしました。
セミナーは「仕事と介護の両立」をテーマに、制度の知識や費用感、備えの方法について体系的に学ぶ構成とし、約60分間の講話と、対象者9名への個別面談で構成されました。


ソニービジネスオペレーションズ人事課の皆様(右)と、組合メンバー。
◆取り組みの背景と企業の姿勢
今回のご依頼は、人事課ご担当者様より「介護は誰にでも起こりうること」として、自社の従業員が安心して働き続けられるような環境づくりの一環としてご相談をいただいたことがきっかけです。セミナーの構成についても、何度も丁寧な打ち合わせを重ね、制度の仕組みや費用・期間の目安を中心に「備えの視点」「相談の視点」を交えながらお話しさせていただきました。
また、社内の相談窓口や制度の説明についても、同社の人事担当者様より発信いただき、企業一体となった支援体制が感じられる温かい時間となりました。
◆受講者からの声(一部抜粋)
「制度や申請の流れが分かり、安心につながった」
「介護にかかる費用や期間を具体的に知ることができた」
「会社に相談できる体制があると知って心強かった」
「実際に介護をしている人にも新たな学びがあった」
定期開催を希望するお声もいただき、また、セミナー後の個別面談では、「ひとりで悩まず話せたことで気持ちが軽くなった」「家庭の状況をふまえた具体的な相談ができた」といったお声も寄せられ、従業員一人ひとりに向き合う機会として非常に有意義な時間となりました。また、「ぜひ今後も定期的に開催してほしい」という声もいただき、講師・支援者としてもとても嬉しく、今後の活動の励みとなりました。

(個別面談ブース)
◆この取組が企業にもたらすもの
今回のように、企業が主体となって介護に関する情報提供や相談の場を設けることは、介護離職の予防だけでなく、従業員が仕事に安心して取り組める環境づくりや、職場への信頼感の向上にもつながる大切な取組です。
ソニービジネスオペレーションズ様のように、従業員の声に耳を傾けながら「今できる支援」を形にしていく姿勢は、他の企業様にとっても参考になる点が多くあると感じました。

今回は貴重な機会を頂戴し、誠にありがとうございました。
◆最後に
おきなわ仕事と介護両立サポート協同組合では、今後も従業員と企業の双方にとって「安心して働き続けられる環境づくり」の一助となるよう、セミナーや個別相談、実態調査、社内制度の設計支援などを行ってまいります。
セミナーや研修のご依頼・ご相談は随時受け付けております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

